ひらログ

おひまつぶしにどうぞ。

夏痩せ

 人体に必要な栄養素すべてをバランスよく含んだ食品は存在しないというのが科学的事実であるとはいえ、なぜでしょう、納豆さえ食べれば生命を維持できそうな気がしています。それで夏休みの朝食は、ごはんに納豆としらすをのせたものばかりです。ついでに野菜室を漁って、なにかしら蒸したりちぎったりすれば、その日の食事は百点満点です。

 実際には朝食をとるような時間に起きること自体が少なく、自分をほめてやれる生活を送ってはいません。一日の三分の一かそれ以上は寝ています。酷暑の昼をそうしてやり過ごして、日が沈みかけてから自転車に乗ります。運動もしないのに体重が減ってきました。あるいは、夏を生き抜いているだけで、ほめてやってもいいんじゃないか。

 めずらしく早起きをした今日の朝食は納豆ではなく、母の作ってくれたラタトゥイユでした。大量におかわりをして母を驚かせながら、野菜を食べておけば安心だよねとうなずきあいました。なにを食べても、だれかといっしょなら栄養になるのではないかとも思います。夏に疲れないためには、考えすぎないことと、自分を甘やかすことです。