ひらログ

おひまつぶしにどうぞ。

君のかたちに

 お金がないのに服を見て回りました。つぎのお給料日までセルフおあずけ状態です。最近の流行りなのか、どこの店でもエド・シーランのShape of Youが流れています。たしかにあの詞は、身体にぴったりくっついてくる洋服との親和性が高そうです。その姿に惚れこんでいることは、人のことが好きになる場合の必要条件ではありませんが、服を買う上では外せないと考えます。

 シルエットと色合いと、それからさわり心地にぴんとこない服は買いません。裾から手を入れて、指の腹にひっかかりを覚えたら、どんなにかわいくても諦めます。ウールのカーディガンは、見た目はよいけれど、ごわごわするので苦手です。つるつるしすぎているブラウスも落ち着きません。肌に合う素材のものは、さわったときに手の甲が喜ぶ感じがします。手で確かめて合格なら、肩や背中にもしっくりくるのです。寒くなると、もふもふのニットに守られて外を歩けるのが嬉しいです。

 ひと目見てふれてみて、すっかり気に入ったシャツがあり、値札を取り出したらパジャマと書いてありました。いままで外出着として扱っていた手持ちの服のなかに、パジャマが紛れてはいないかと心配しています。