ひらログ

おひまつぶしにどうぞ。

続・子といふもの

 前回の記事にこっそりお返事をいただいたことが嬉しくて、だれにというわけではないけれど、続きを書きます。あったかいなと思いながらすべて読みました。結びの一文が気に入ったという声もありました。あれは、書かずにはいられないくせに、どこかでふざけずには書けない私の悲しき性が書かせたものです。

 性指向のことも将来の家族のことも、自分ひとりの話として片づけられないところがやっかいです。周囲があたりまえに期待するであろうことに応えられないのが、私にとってはもっとも苦しいことです。それで、おつきあいというやつをしばらくよそう、と決めたこともありました。結局、よしておくのはよして、なるようにしかならぬのだと笑って過ごしています。

 苦しいのが、少数派に属しているためだと感じたことはそんなにありません。大切なひとりにわかってもらえたら、マジョリティというのは「その他大勢」にほかならないのです。モブか背景か、ピラミッドの下のほう。自分をまんなかに据えてしまう話法を、私は心のなかでだけよく使います。なにもないところでつまずくわけがない、私がつまずくからにはここにはなにかあるのだ、とか。たくさんつまずきながら歩いてゆきます。